情報システムにかかわる開発、運用、保守、メンテナンスといった業務を全て社内だけで行なうことは、「人件費等の固定費」、「設備投資負担」、「専門業務の集中力分散」、「新しいスキルの習得」など、企業にとり多くの負担がかかります。
このような負担を削減するためにも、従来、社内で行われていた業務を外部にアウトソーシングすることの必要性が高まっております。
>戦略的な情報システムアウトソーシングを実践することで次のような効果が期待できます。
■コア・コンピタンス経営の推進
自社に技術情報が少ない分野の業務をアウトソーシングすることによって事業の効率化(人材、固定費の変動費化、設備投資負担の軽減、柔軟な業務プロセスの確保等)が図れ、自社が得意とする分野へ限られた経営資源を集中するたことが可能です。
■情報化投資の削減、総コスト削減
現在の厳しい経営環境の中では、社会的要因、業務量の増減、業務期間の変化などに柔軟に対応できるような組織作りが必要です。全ての業務を自前で抱え込む経営では、企業の柔軟な舵取りは非常に困難であり情報化設備・人材などの自前の資源がいつ余分なものになってしまうかわかりません。
固定費はコアとなる正社員の賃金のみにおさえ、他の業務をアウトソーシングし遊びのあった固定費を変動費化することでコスト削減につながります。
■付加価値の高い業務への集中的な人材活用
附帯業務をアウトソーシングすることで、社員を企画系などのより高付加価値の業務に集中的に人材活用することができます。結果としてコア業務の競争力が高まり、全体の生産性が向上することにつながります。
■新規事業に参入へのリスク回避
情報社会の現在、様々な分野で新たなビジネスチャンスが生まれています。このチャンスをものにするにもスピードの時代といわれています。
新規事業に参入の際に障害となる要素は様々ですが、専門職のスキルが必要、技術者養成の時間と経費がない、新規採用に不安がある等・・・このようなことであれば、アウトソーシングできる業務は委託することで、スピード経営とリスク回避を行なうことができます。
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